映像作品「軌跡 – locus」

FDSがお送りする映像作品「軌跡 – locus」 。

YouTubeにて12月13日、ついに公開されました!

このコロナ禍の中、ダンスを披露する場所も、機会も奪われ 目標が見つからず気持ちが沈みがちな日々。

こんな事では負けたくない!と言う気持ちから再びダンスで1つになれた!そんな気持ちが詰まった作品が出来あがりました!

わたしたちが 進む道、歩む道 それが「軌跡 – locus」

総勢53名、本来全員集まってのナンバーですが、こんな時だから各クラス別に撮影し1つの虹色のボールに思いを繋げ「軌跡」を残しました。

そんな映像作品がどのように作られたのか、ご紹介させていただきます。

企画のはじまり

新型コロナウイルスの影響により、FDSでは2020年のイベントが全て中止となってしまいました。

今年はFDS設立20周年。

本来ならば何か特別なお祝いイベントも行いたいところ。

しばらくレッスンさえも出来ない期間があり、レッスンが再開できた喜びは大きかったものの、何も発表の場を作ることができないもどかしさは募りました。

しかしこの危険な状況を無視して無謀なことはできません。

何か今、この状況下でもできることはないか…

そう考える中で、動画で作品を作り、インターネットで私たちのダンスを観ていただくという案を実際に進めることになりました。

2020年9月19日、講師陣での打ち合わせが開かれました。

具体的にどのような作品にしていくのか、どのように進めていくのか、方向性を決め、各クラスそれぞれ踊る場所は違えど、「ボールを繋げていく」ということが決まりました。

各クラス始動!

9月25日、早速まず先頭を切って大人クラスのレッスンでの振り渡しが開始しました。

そこから次々と、各クラスの講師陣が思考を凝らして構成を考え、レッスン内で振付を渡していきます。

レッスンではもちろんのこと、別の記事でもお伝えしているように感染症予防対策をしながら、皆で体調に気をつけつつ練習に励みました。

限られた時間の中で、それぞれのクラスが良い作品になるよう気持ちを揃えて向上を目指します。

衣装決定

統一性を持たせるため自由な服装ではなく衣装を決めることになりました。

しかしながら凝ったものを用意するのは大変。

そこで今回は、トップスを白、ボトムスをブルージーンズでの統一で、形は自由、家にあるもので揃えられるように決まりました。

そこにクラス別でカラーを割り振り、自分のクラスの決まった色のアイテムを自由に差し色として飾ります。

それにより、統一性はありながらも、家にあるもので用意しやすく、かつ個性が出せる衣装となりました。

是非それぞれのコーディネートにもご注目ください☆

タイトル決定

映像作品のタイトルを決めるというのもなかなか大変なものです。

FDS代表講師の想いがこもった「軌跡 – locus」というタイトルは10月9日に決まりました。

足跡のように次へ繋がるイメージがある言葉、軌跡。

虹色のボールに想いを重ねて各クラスを動画で繋いでいく今回の作品のテーマにも、これまでのFDSの歴史で生まれた絆をこれからも繋いでいく、というFDSとしての想いにも合う、素敵な言葉です。

撮影開始

10月16日、撮影も大人クラスがスタートでした。

このような映像作品の企画は初めてで、撮影にどのくらいの時間がかかるのか、手探りで始まります。

そして今回の作品のポイントとなる、虹色のボール。

このボールを使っての撮影はなかなか難しいものでした。

特に投げたり転がしたり、という動作にはボールの扱いに苦戦します。

最初の撮影では一度で終わらず、もう一度時間を取り、何度もボールを転がし、何度も動画を撮り、やっと編集のための材料となる動画を確保できました。

そこから次々と他のクラスも、撮影のスケジュールが決まり、別々に動画を撮っていきます。

動画の撮影では、検討の結果マスクを外して表情を映すことにしました。

しかし油断はせず、「マスクは直前まで外さず、終わったらすぐ装着」「マスクを外したらお喋りしない」「撮影の前後で手の消毒」「ボールは毎回消毒」など、みんなで気を付けながら撮影に挑みました。

ビギナークラスの小さな子供たちも、「マスクを外したらお喋りしない」というお願いをしっかり守り、撮影でマスクを外した時には、おしゃべりを止めて、ちゃーんと笑顔で頑張ってくれました!

屋外での撮影は天気にも左右されます。

実は手の出演でビギナークラスのメンバーのお母様方にも撮影に協力していただいたのですが、光の入り具合や角度など、何度も撮り直させていただき、お母様方の快いご協力に助けられました。

そして11月28日、最後は撮影者が一部出演するパートのダンスを撮り、全ての撮影が完了しました。

そうです、今回の動画、撮影や編集はプロに依頼などせず、FDS代表講師の元でダンスを学ぶメンバーがiPhoneを使用して撮影や編集を担当しました。

是非高画質でご覧になってください。

今だからこそ生まれた作品

こうして撮影された動画を、編集によりひとつに繋げて、この度「軌跡 – locus」という映像作品の公開に至りました。

FDS公式のYouTubeチャンネルもこの機会に開設し、これからも様々な形でFDSの魅力を発信したいと思っています。

次々とイベントが中止になり、落胆しがちな状況ですが、だからこそ新しいことにも踏み出せた、と前向きに考えることもできますね。

沢山の方の目に触れ、沢山の心に届きますように!

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